先日の測定結果で出たエタノール。C2H5OH、又は、CH3CH2OH。

生活の中では比較的多い物質です。 
別名はエチルアルコール、ようはお酒ですね。

エタノールは化粧品によく使われていて、ファブリーズとかにも入ってます。
また、溶剤系の塗料にも使われているみたいです。


エタノールは人が吸い込むと酸化されてアセトアルデヒドになりますが、
エタノール自体は別段規制はされていません。

けれど、エタノールも度を過ぎると体に影響はあると思います。
確か日本では規制値はないですが、平均は1143μg/㎡だとの事。

今回の測定結果は4500μg/㎡ですから通常のご家庭の4倍です。

いろいろなものに含まれる物質なので、原因物質の特定が難しく、
どこから出ているのかを確かめる必要があります。

今のところ、
①外壁塗料(2年前に施工済)
②隣家の化粧品系から
③近隣の廃棄物集積所から

が考えられます。

実は簡易的にエタノールを測る検知管があるのですが、これも濃度測定範囲が
決まっていて、500PPM~50000PPMまでしか測定出来ません。

なので、残念ながらどの場所、どの周辺の濃度が高いのか調べる事が困難なのです。
しっかりと測定するのはお金がかかってそこまで出来ません。どうしらいいか。。。

あと調べる方法としては、ドライアイスを使って空気の流れを調べるぐらいでしょうか。





そういえば、前にバイオエタノールを使ったおしゃれな暖房器具が最近はやっていて、
CSの方にはいいかと思っていましたが、きっとダメですね。(-_-;)

バイオエタノールとは植物に含まれる糖を原料にしています。酵母菌による発酵によって
エタノールが出来ます。C2H5OH。
日本では米に麹菌と水を加え、でんぷんを糖に分解し、そこに酵母菌を作用させる事で糖を
エタノールと二酸化炭素にします。
だいたいサトウキビやトウモロコシを原料となるバイオエタノールが多いようで、
今はほとんど車の燃料が主なようですね。

雑談でした。。。。