Aさん宅で先日行った定性分析。
結果が出ました。
今回の検査はVOCに限ってやりましたので、農薬類やフタル酸類は測
っていません。
しかし、異常なものが一つでました。
それはαーピネンです。 ↓

これは通常は無垢の木から放出されるもので、木の香りのするやつで
すが、MDFやパーティクルボードからも一時的には出るようです。
そして、これは最近の空気質の検査ではよく出る事があって、
どうも、α-ピネンはアルデヒド類に変化するのではないかと言われてい
ます。
しかし、部屋を見渡す限り、その原因らしきものはありません。無垢の
フローリングを使っているのならわかるのですが、フローリングはパナ
ソニックのベルティスです。
これは表面にだけ薄く板を使っていますが、コーティングもされているし
とてもじゃないけど考えにくい。
外部においてある木材かなとか、いろいろ考えましたがそれも考えにくい。
そこで、床下を点検してみる事にしました。

さすが築一年目できれいですが、そのものすごい木の香りに圧倒されました。!
まちがいなく、αーピネンの原因は床下でした。
ここに使っている大引きが杉で香りがすごい!
しかし、なんでこうも匂いが籠るのか。
原因は基礎上にパッキンをつけて換気している、基礎パッキン工法ですが、
どうも外部の基礎モルタルの仕上がうまくなくて、換気スリットを塞いています。
その為、床下に空気が籠るようです。
空気の循環がうまくできてないようですね。
それと、部屋内も実験してみました。
煙で風の流れを確認してみました。
結果、一つ分かった事は、どうもコンセントの差込口から空気が流入している
という事。手をかざしてみても冷たい空気があたりますし、結構流れてきている
んですね。特に第三換気法を行っている場合、壁や床下内部の汚染空気が
ここから入ってくるのでしょう。
コンセントは閉じるキャップみたいのがあるし、これをつけるべきですね。
αーピネンだけが全ての原因とは断定はしませんが、
とりあえず、床下の空気を循環させるパッキン工法専用の換気扇をつける
か検討です。
結果が出ました。

今回の検査はVOCに限ってやりましたので、農薬類やフタル酸類は測
っていません。
しかし、異常なものが一つでました。
それはαーピネンです。 ↓

これは通常は無垢の木から放出されるもので、木の香りのするやつで
すが、MDFやパーティクルボードからも一時的には出るようです。
そして、これは最近の空気質の検査ではよく出る事があって、
どうも、α-ピネンはアルデヒド類に変化するのではないかと言われてい
ます。
しかし、部屋を見渡す限り、その原因らしきものはありません。無垢の
フローリングを使っているのならわかるのですが、フローリングはパナ
ソニックのベルティスです。
これは表面にだけ薄く板を使っていますが、コーティングもされているし
とてもじゃないけど考えにくい。
外部においてある木材かなとか、いろいろ考えましたがそれも考えにくい。
そこで、床下を点検してみる事にしました。

さすが築一年目できれいですが、そのものすごい木の香りに圧倒されました。!
まちがいなく、αーピネンの原因は床下でした。
ここに使っている大引きが杉で香りがすごい!
しかし、なんでこうも匂いが籠るのか。
原因は基礎上にパッキンをつけて換気している、基礎パッキン工法ですが、
どうも外部の基礎モルタルの仕上がうまくなくて、換気スリットを塞いています。
その為、床下に空気が籠るようです。
空気の循環がうまくできてないようですね。
それと、部屋内も実験してみました。
煙で風の流れを確認してみました。
結果、一つ分かった事は、どうもコンセントの差込口から空気が流入している
という事。手をかざしてみても冷たい空気があたりますし、結構流れてきている
んですね。特に第三換気法を行っている場合、壁や床下内部の汚染空気が
ここから入ってくるのでしょう。
コンセントは閉じるキャップみたいのがあるし、これをつけるべきですね。
αーピネンだけが全ての原因とは断定はしませんが、
とりあえず、床下の空気を循環させるパッキン工法専用の換気扇をつける
か検討です。
