アレルギーゼロの住まいをめざす

健康住宅デザイン情報局

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カテゴリ: <Case001 A様邸>

Aさん宅で先日行った定性分析。

結果が出ました。
今回の検査はVOCに限ってやりましたので、農薬類やフタル酸類は測
っていません。

しかし、異常なものが一つでました。
それはαーピネンです。 ↓


石井隆様邸報告書グラフ(JPEG)
これは通常は無垢の木から放出されるもので、木の香りのするやつで
すが、MDFやパーティクルボードからも一時的には出るようです。

そして、これは最近の空気質の検査ではよく出る事があって、
どうも、α-ピネンはアルデヒド類に変化するのではないかと言われてい
ます。


しかし、部屋を見渡す限り、その原因らしきものはありません。無垢の
フローリングを使っているのならわかるのですが、フローリングはパナ
ソニックのベルティスです。
これは表面にだけ薄く板を使っていますが、コーティングもされているし
とてもじゃないけど考えにくい。

外部においてある木材かなとか、いろいろ考えましたがそれも考えにくい。

そこで、床下を点検してみる事にしました。
DSCN0005


さすが築一年目できれいですが、そのものすごい木の香りに圧倒されました。!
まちがいなく、αーピネンの原因は床下でした。
ここに使っている大引きが杉で香りがすごい!

しかし、なんでこうも匂いが籠るのか。
原因は基礎上にパッキンをつけて換気している、基礎パッキン工法ですが、
どうも外部の基礎モルタルの仕上がうまくなくて、換気スリットを塞いています。
その為、床下に空気が籠るようです。

空気の循環がうまくできてないようですね。

それと、部屋内も実験してみました。
煙で風の流れを確認してみました。
結果、一つ分かった事は、どうもコンセントの差込口から空気が流入している
という事。手をかざしてみても冷たい空気があたりますし、結構流れてきている
んですね。特に第三換気法を行っている場合、壁や床下内部の汚染空気が
ここから入ってくるのでしょう。

コンセントは閉じるキャップみたいのがあるし、これをつけるべきですね。



αーピネンだけが全ての原因とは断定はしませんが、
とりあえず、床下の空気を循環させるパッキン工法専用の換気扇をつける
か検討です。
 

少し暖かくなってきたので、Aさん宅のホルムアルデヒドを再調査しました。


今回は新しく エアーサンプリングポンプを購入して使いました。
MEMO0063


初めてでしたが、しっかり検知出来ました。
室内温度は19℃ 30分で300ml/min流量で行いました。
本来は2回行わなければいけませんが、今回は1回だけ。数値は0.04PPM程度でした。
前回の時は室内温度が2℃で数値はほぼ0でしたから、やはり気温が高くなると出てくるのですね。

あとは、柳沢センサーでピンポイントのホルムアルデヒド放散比較をしました。
結論でいうと、壁、床、下駄箱、階段、はほぼ出ませんでしたが、キッチン収納の裏板からは出て
いました。
MEMO0066
ちょっと写真ではよく見えないですけど、、、キッチン棚だけピンクになってました。

この数値ですと、やはり原因はホルム以外ではないかとふんでいます。
とりあえす、定性分析を行う必要があります。


考えられるのはクロス?
壁のクロスには可塑剤が入っていて、これにフタル酸2エチルヘキシルが入っています。
フタル酸2エチルヘキシルは目や粘膜を刺激しますが、壁の表面に付着しており、あまり
空気中に浮遊していません。窓なんかによく付着しており、窓の表面を測定すると、この化学物質が
発見されます。ホコリに付着して部屋の空気中に漂う事はあるかもしれません。

では、そうなると原因は床の接着剤なのか、壁の接着材なのか、または別のものか、、、
という話しになってきます。。

クロスの接着剤も確かに問題の場合もあります。
これには結構ホルムアルデヒドも入っていますし気を付けないといけません。
ですが、クロスは結構接着剤の揮発成分を遮断してくれるので、室内にそこまで出てくる事も考えにくく、
どっちかというと、床材の接着剤の方が放散します。床材は隙間がありますから。

床だと結構やっかいです、、、リフォームにお金がかかってしまうし。

とにかく、何が原因か今の所はわかりません。。

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神戸のAさんの家にホルムアルデヒドを測定しにいきました。
測定アイテムは柳沢センサー!

先日、保健所の方にホルムアルデヒドを測ってもらったのですが、保健所の機械では部屋の全体の数値は測定できるのですが、ピンポイントにどの物質からホルムアルデヒドが出ているのかわかりません。

その点、柳沢センサーはPPMなどの数値はわかりませんが、どの部分がホルムアルデヒドの発生量が多いのか色によって比較できるメリットがあります。

この商品は常に2度から10度の間で保冷しておかなければならないので管理が大変です。
今後の事も考えてこの為の冷蔵庫も購入しました。 



IMG_2389

柳沢センサーは一袋5個入っています。
今回はくつ箱、階段、キッチン棚、壁、床、に設置しました。

IMG_2391
           ↑ くつ箱


本来は25℃以上の場所でしないといけませんが、空き家で暖房がなく、多分5℃程度しかない状態です。
まっ、今回は実験的にとりあえず取扱いも含めて使ってみたかったというのが正直なとこです。

なので最初から予想はしていましたが、結果はほとんど0に近い感じでした。
本来ならば真ん中が赤く変色しますが、ほとんどどのセンサーも反応ありませんでした。

IMG_2395


また暖かくなるか、暖房が入ったらチャレンジしてみます。

先日、Aさんお宅でホルムアルデヒドをはかりました。

まず、何が原因かあたりをつけようと思ったのですが、とにかくもう一度ホルムアルデヒドを確認しようという事になりました。
保健所の方に協力を頂いて、北川式ガス検知管で行いました。保健所の方によると、測定は今年で5件くらいだそうです。
冬だし気温10度以下でしたので、正確な数値とは認められませんが、結果はほぼありませんでした。
1Fで0PPM、2Fで0.01PPM。
次回はとりあえす、柳沢センサーを使って、どこから出ているのかを突き止めようと思います。

IMG_2340


Aさんはこのようにホルムアルデヒドが少ない状態でも、家に入れないそうです。
となれば、別の化学物質の方が可能性は高いですね。
もしそうだとすると、床下の白蟻剤とクロスや接着剤、また下地材も疑われます。床下の白蟻剤はネオ二コチノイドを含みます。これもやっかいなシロモノです。クロスはF☆☆☆☆だそうですが、ほんとうかどうか確認が必要です。どちらにしても可塑剤を含みますからクロスは最重要容疑者です。下地材に関しては多分F☆☆☆だと思いますが、第三換気法だと化学物質が室内に入ってくる可能性があります。

とにもかくにもまずは分析が必要です。
分析をこれから行って対策をたてたいと思います。



 

突然どこから聞かれたのかわからないが、携帯に相談のお電話を頂きました。
私が以前健康住宅にリフォームしたマンションの事を聞いてご連絡頂いたそうです。
何も告知していなかったので、私も最初なんの電話か意味がわかりませんでした。
どうもふくずみアレルギーで行っている勉強会のお仲間から聞いたみたい。

お電話頂き、さっそくお家に伺い話しをお聞きしました。
Aさんは、 去年、新築をたてて化学物質を発症されたそうです。
小さなお子様も喘息がひどくなりその時は倒れてしまったそうです。
せっかく建てた新築なのに、本当に気の毒です。
とても悩んでらっしゃっいました。
Aさんが、この新築を再度リフォームして住めるお手伝いをしたいと思います。

化学物質過敏症の場合は、匂いだけでダメになる。慎重に厳選した建材を使わないといけません。
それに、どの建材が原因かもわからない。
まずは、原因をどこまで究明できるかわかならいが、分析が重要だと考えています。
私も健康住宅スペシャリストの資格をもっているので測定する事が出来ますが、その関係で今回、日本健康住宅協会にも協力頂く事にしました。 あと、今回購入予定の秘密兵器があるのでそれで原因を特定しようと思う。


実際に今は空けている新築のお家に入らせてもらいました。 いいお家でした。
3階建ての見た目は最近風、吹き抜けもあり間取りも悪くない。
建材はすべてパナソニックではないだろうか。
いいだけに残念。。。。住めないのが惜しい。

仕様書を見せてもらったが、ほとんど☆☆☆☆だから建築基準法的には問題ないと思われる。
だけどもう、健康被害については建築基準法は関係ないですね。
接着剤には防カビ剤は入っているし、クロスには可塑剤が入っている。

とにかく、いきなりは無理なので少しずつ解決して、お力添えが出来れば。。
 

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