アレルギーゼロの住まいをめざす

健康住宅デザイン情報局

健康住宅、シックハウスや環境病の情報など。たまにプライベートの近況も。”アレルギーゼロの住まいをめざす<健康住宅デザイン工房>” https://www.kenkoujyutaku-dk.com/

カテゴリ: 化学物質過敏症

防虫剤の影響だと思われる案件が続きましたが、
皆、一様に家具や洋服などが汚染され、そこから発せられる
化学物質を吸うと苦しくなるとおっしゃいます。
実際に私も体験しましたが、同じ症状になりました。

しかし、これはCSではない人にはどうもあまりわからないようです。
測定して頂いた測定専門の方や分析をして下さった分析会社の方は
あまり感じなかったようです。
不思議です。
私もお客様同様、こんなに息苦しく喉や粘膜がやられ、頭痛も
してくるのに、一般の方にはあまりわからないようです。
しかし、多分一般の方でも、長時間吸い続けると、
何かしらの反応は出るとは思いますが・・・。
こればかりは実験するのは被験者の方がCSを発症するといけませんので、
躊躇してしまいます。


そこで・・・・、
汚染された服や物を2点分析センターで分析する事にしました。
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しかし結果、不思議な事に樟脳のカンファーやパラジクロロベンゼンなど
防虫剤の成分であると思われるものは全く出ませんでした。

不思議です!どういう事なのか。。

代わりに出たのが、アセトン、デカナール、ドデカン、フタル酸ジー2-エチルへキシル、
スクアレンなどです。

この中で一番考えられるのは、フタル酸ジー2-エチルへキシル。
なぜかというと、目や粘膜に刺激が出て、匂いも特徴的な臭気という事もありますが、
実は、案件の中で共通してクロスが特殊だったからです。
この化学物質は、壁紙や床材に使用される軟質塩化ビニル樹脂系の可塑剤、
接着材・塗料・インキの可塑剤などに使われます。

もしかしてクロスが防虫剤と化学反応を起こして、このフタル酸ジー2-エチルへキシルが
大量に出てしまったのか・・・・。

ちょっと安直すぎるような気もしますし、、、まだまだ検証が必要です。💦



最近、立て続けに同じ状況のお客様から点検要請がありました。
家全体が化学物質で汚染されて住めなくなるそうです。
しかも、あらゆるものが徐々に汚染され、行き場がなくなり、
仮住まいやホテル暮らしを余儀なくされてらっしゃいました。


お話しをお聞きし、現場を見ると、
特にナイロン、塩ビ系、繊維類などに独特のスーっとした嫌な匂いが
ついてるのが特徴でした。
また、症状としては、眼が赤くなったり喉がやられたり、頭痛、その他
耐えられない状態になるようです。

人によって反応の大きさは違いますが、学生のような若い方は
比較的反応は小さく、体力のない女性や高齢になるほど敏感に
感じられるようです。


いろいろと家の中を調べさせて頂いた結果、
原因は、どうやら着物などに使われる防虫剤の樟脳が、最近の防虫剤、
ナフタレンやパラジクロロベンゼンなどと化学反応を起こして
いると推察されました。

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<イメージ>


参考 ↓ 

http://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2015_11.html


身の回りの製品に含まれる化学物質シリーズ 家庭用防除剤[PDF形式](製品評価技術基盤機構)



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使いものないならなくなった服の一部 ↑ 





依頼をされてきたお客様の共通点は、みな、着物を置いている
タンスなどから汚染が広がってきていました。
まず、そのタンスを置いている部屋などはほぼ使い物にはなりません。
壁や天井の下地からとりかえないとダメなようです。
一度クロスを剥がせば大丈夫だと考えてリフォームしましたが、
剥がした結果、ボードまで染み込んでおり、結果全て取替えました。

今まで何件か対応させて頂きましたが、対策としては、
とにかく汚染源を早く撤去し、匂いが移ったものは破棄していく事です。
放置するとどんどん広がります。


しかし、こうも立て続けに何件も同じような依頼があるという事は、
最近の防虫剤が反応しやすいものになっているのではないかと
疑ってしまいます。。。。

ある過敏症のお客様ですが、長い間試行錯誤しながら体調改善の為
にご相談しながら対策を行ってまいりました。

しかし、測定検査や分析も行いながら進めてまいりましたが、
当初よりは良くなったものの、なかなか完全には体調が戻られない
ご様子でした。

しかし、この度、ついにこれではないかという原因らしきものを見つけました。



以前一度、防虫剤が大量に隠れているのを見つけ、それを撤去致しました。
しかし、その後も同じような匂いが家具や服についてとれず、そのものをある部屋を
倉庫代わりにしてとじ込め、ご家族に掃除と撤去をして頂く事をお願いしました。
しかし、それがなかなか進んでいなかった為、この度確認にお伺い致しました。


すると・・・
その部屋に入ると匂いや空気が以前よりもきつくなっており、明らかにしんどさを感じます。
夏ならまだしも、涼しくなってきつくなるはずがありませんし、
きっと何か発するものがあるはずだと確信しました。
お客様にご了解を頂き、プライベートなものもたくさんありましたが、
この際、一つづつ調べさせて頂きました。

結果・・・。

タンスの中の奥に開封していない箱がありまして、その中に
原因物質を見つけました。

そこで発見したものがこれです。
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箱は空いてませんし、もちろん中のビンは開封もされていませんでした。
しかしビニールでつつまれていますが、確実に揮発しているのがわかりました。
原因は一つではありませんが、これが今までなかなか体調改善になら
なかった主な原因だと思われます。


注意事項にはアレルギーの方はダメだと書いてありますね。
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しらべますと、

乳幼児、妊婦さん、 ペット飼育されてる方、 授乳中の方、神経系統の弱い方、 てんかん患者さん、高血圧症の方、年配者 ハッカ油は禁忌です



と、あるHPに書いてありました。
てんかんの方などは絶対ダメみたいですね。
はっか油はケトン類、ラクトン類があり神経系や脳神経系には毒だそうです。

気を付けましょう。


セロトニンは、脳から分泌される睡眠ホルモンであるメラトニンの原料です。
メラトニンには、季節のリズム、睡眠、覚醒リズム、ホルモン分泌のリズム
といった、”サーカディアンリズム”を調整する作用があります。
以前から睡眠時間が短いと糖尿病になりやすいことが知られていましたが、
最近ではメラトニンが不足すると糖尿病発症率が高くなるという研究が
報告されています。

体温やホルモン分泌などを調整している体内時計は、25時間周期で動いており、
これをサーカディアンリズムというが、地球の1日は24時間。このずれを調整する
のが日光。
毎朝、日光を浴びると、睡眠・覚醒リズムが整い、質のよい睡眠を得られるように
なります。

メラトニンは夜になると分泌量が増えるとされているが、日中に太陽光を浴びて
セロトニンを作っておくとよいでしょう。

そもそも人間は、日の出とともに活動して、日没になったら休むというサイクルで
生活してきました。ところが、現代は夜でも昼でも明るいし、テレビはほぼ24時間
やっているので、昼夜逆転の生活になりやすい。
太陽の光は皆が思っている以上に大切です。

ささいなことでカーッときてキレるのは、脳内物質として働くホルモンのバランス
が乱れているから。
朝スッキリ起きられない、夜なかなか寝付けない、夜中に何度も目が覚める・・・。
こういった不眠は、メラトニンが不足して体内時計が狂っている可能性もあるかもしれ
ません。

(大原薬品工業 ケンコウ名探偵より 抜粋)


去年工事致しました、和室リフォーム。
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お客様が以前から体調が悪いとの事で調査した結果、、、、
和室をクローゼット替わりにしていた為、
部屋に充満している樟脳や防虫剤が原因だとわかりました。
壁を下地から解体しましたが、作業していて気が付いたのは、
壁の中の木材にニオイがしみついているという事です。
という事は、暖房などをした時や、換気栓を回した時など、
事あるごとに壁から有害物質が出ていたという事です。
恐ろしい事です。

壁は漆喰で左官仕上げを行い、床は防虫剤がしみついた畳をやめ、
天然乾燥の無垢材フローリング、下地材を使い仕上げました。

特にここはマンションですので、規約の中にある床の遮音等級を
確保するのに苦労しました。
健康仕様の遮音マットを使いましたが、多少ニオイもありますので、
ビニールーシートで活性炭シートで防ぎました。

結果、無垢材の木のニオイはありますが、樟脳や防虫剤の嫌な
ニオイは完全にとる事が出来ました。

<BEFORE>
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<工事途中>
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<AFTER>
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